ドローンとは

ドローンとは、無人飛行機の総称です。
最近ではドローンを使ってのトラブルばかりが目立っていますが、元々は便利なものとして誕生してます。

ドローンという名前はオスの蜂から由来しています。
無人の小さな機体が飛行する際の音が蜂が飛ぶ音に似ているためです。

元々ドローンは軍事用のものとして利用がされてきました。
それが、近年モバイル技術の進化やバッテリーの小型化に伴ってドローンにその機能を搭載して色々なことをドローンで行う試みが進んでいます。

ここでは、新しい取り組みの一つとしてドローンを利用しての宅配について紹介をしていきます。
今後本格的にドローンを用いての配達をする際に起こるメリットとデメリットについても触れていきます。

ドローンを利用した配達

ドローンを利用した配送はここ数年で色々なところで話題になっています。
最初にこの動きが起きたのは2013年にAmazonが公表したドローンを使った配送からです。
その後、グーグルもドローンを用いての宅配サービスに向けての活動を公表しており、今後本格的にドローンがインターネット通販の配達業務に参入してくることが考えられます。

ドローンでの走行のメリットは何よりも相手を待たせることなく配達できる点です。
通常の宅配トラックを用いての配送では、道路状況によって配送時間が固定できない問題点があります。
それに対してドローンは空中を走るため渋滞とは無縁ですし最短距離での移動ができるので確実に速く相手に届けられるのです。

しかし、ドローンというのは元々軍事用に作られたものです。
そのために、商用利用についての法整備がまだまだ整っていないという現実があります。
日本ではこれからドローンの飛行ルールを定めてドローンを用いての宅配ができるように動く予定です。

今後のドローンを用いての宅配サービスの展望

Amazonでは独自のドローン宅配サービスを開発すべくAmazon Prime Airを開発しています。
アメリカやイギリス、イスラエルにて様々な実証実験をしており、ドローン宅配のノウハウを少しずつ固めている段階です。

このAmazon Prime Airのシステムはもちろん日本での使用に向けての準備が進められています。
日本国内でも世界初の宅配サービスが実現できるよう、荷物の指定時間到着や事故リスクといったサービスの本格稼働のための具体的な調整が行われているのです。
まだ、ドローンの宅配に向けての法整備や事業化は仕上がっていないものの、着実に普及させるための動きは進んでいるのです。
そのため、私たちの生活の中にドローン宅配が普及してくることは近い将来大いにありうることなのです。